Interview

ANAにはママさんCAが大勢います。
本人が望めば仕事を続けられる環境とサポートが
この職場にはあります。
出産を経験し、次なる目標に向かって羽ばたこうとする
ママさんCAにその想いを聞きました。

この仕事を長く続けていきたいと思っていたので、出産したあともこの仕事に戻ろう、というのが入社当時からの目標でした。母親になればまた違った目線でお客様に接することができ、世界が広がるのではないかと思ったからです。入社10年目に出産を経験し、2年間の育児休職ののち、職場復帰しました。最初はCAとしての勘を取り戻せるかどうか不安でしたが、自分のペースで徐々に仕事に慣れていけるよう会社がバックアップする仕組みが整っていることや、一緒にフライトする仲間のサポートがあったおかげで、乗り越えることができました。
出産を経験して、よりいろいろな人の気持ちがわかるようになったと思います。これまでも妊婦さんを見て「大変そうだな」と思っていましたが、具体的に何が大変かは理解していませんでした。例えば、お子さんを抱えながら機内で食事をするのはすごく大変です。そういうお客様を見かけたら、今はフォークやスプーンを使いやすいように全部並べたり、容器のふたを取って差し上げたりと、自然に手を差し出せるようになりました 。

 

仕事を続けることに対する家族の理解と支えがあり、子育てと仕事を両立できる今の環境はとても幸せです。これまでCAとして培ってきたものを大事にしながら、自分自身の成長につなげていきたいと思っています。現在は国内線のチーフパーサーとして乗務する機会も多いのですが、リーダーシップを発揮してクルーをまとめていけるよう、マネジメント力を強化することが今の目標です。
チームのみんなが自由に意見を言い合えて、みんながフライトを楽しめるようなチームをつくっていきたいですね。初対面のクルー同士で乗務するような場合は、第一印象が大事だと思っています。笑顔で挨拶することで、「何でも相談して大丈夫」という雰囲気をつくるよう心がけています。特に新人の方は、知らない人ばかりのチームで緊張しているはずです。私がまさにそうでしたから。当時の自分の気持ちを忘れずに、新人の方の不安やストレスを少しでも取り除いてあげられるようにしたい。新人の方がチームに加われば、クルーみんなで助けてあげようという空気が自然と生まれていますね。

 

職場復帰したばかりの頃は、マネジメントに対して苦手意識がありました。人の上に立ってみんなを引っ張っていくのは難しいことですし、何かトラブルが起きたらどうやって解決しよう、と考えすぎていたのです。でも最近、チーフパーサーの仕事が楽しく思えるようになってきました。何が起こっても何とかなる、そう思えるのです。問題が起きたとしても、自分一人で解決しなければならないわけではありません。パイロットも相談に乗ってくれますし、後輩のCAも知恵を貸してくれます。チームで補い合えば必ず解決できると思えることが、自信につながっているのだと思います。
この心境の変化は、経験の積み重ねによるところが大きいと感じています。やるべきことを一つひとつ丁寧にやり遂げてきた結果、いつの間にか壁を乗り越えていたのかもしれません。これからも頑張りすぎず、焦りすぎず、かつ適度な緊張感を保ちながら、一歩一歩ステップアップしていきたいと思っています。

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